NO,13

ウェルポイント先端装置の作動メカニズム

■削孔時

ライザパイプを経由して先端装置内に圧送された削孔水は、ボールバルブを押し下げ、ジェット孔から地中に噴射されます。
ジェット力によって破壊された地山はスライム(泥水)となって、地上に排出されます。  
径の大きなレキ分はスライムとして排出できないことがあり、ウェルポイントの打設が困難となることがあります。

■吸水時

削孔が終わるとボールバルブ(木製)の浮上によってインプローパイプ先端が閉塞され、ジェット孔からの土砂流入が防止されます。
真空力によって吸水された地下水はライザパイプ、ヘッダパイプを経由してウェルポンプに集水され、排水されます。