NO,2
ディープウェル止水閉塞工(フランジ閉塞方式)
ディープウェルを本体構造物内に埋殺しとした事例です。
この事例は建築工事です。
土留工法はSMW地下連続壁工法が採用され、根入先端は盤ぶくれ現象に対して安全な粘土層(難透水層)に達しています。
したがって、このディープウェルは掘削対象土中のタマリ水および土留壁からの漏水を排水することを目的として設置されました。
土留壁および粘土層の止水性が良好であったため、井戸内からの湧水も無く、閉塞作業は順調に進みました。
湧水処理および減圧処理を目的として設置したディープウェルの場合には、多量の湧水が発生しますので、水中ポンプ排水を併用したり、水中コンクリートを打設したりすることがあります。
(拡大写真 : 写真をクリック)