NO,18
地盤沈下について
投稿者:セポどん 投稿日:10月 5日(火)09時50分59秒
同じような質問で申し訳ありません。
ウェルポイント工法の地下水位低下による地盤沈下について、砂質地盤における土の間隙比の減少による変形量の式とは、どのようなものでしょうか?
よろしく御指導ください。
Re:地盤沈下について
投稿者:利光(管理人) 投稿日:10月 6日(水)21時26分46秒
返事が遅くなりました。
文献「平成12年版 仮設構造物の計画と施工(土木学会)」の一部を引用します。
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4.3.2 砂質土の即時沈下
(1)即時沈下量の計算方法
砂質土の沈下は排水が即時に完了するため、荷重の載荷と同時に沈下を生じ、粘性土の圧密沈下とは異なる。
この沈下は即時沈下とよばれ、理論的には下式で計算できる。
S=(e0-e1)÷(1+e0)×H
S : 砂質土の沈下量(m)
e0: 初期間隙比
e1: 荷重載荷後の間隙比
H : 層厚(m)
本式によって沈下量を算定するためには、土の応力と間隙比の関係を求める必要があり、そのためには、砂質土の不撹乱試料を採取する必要がある。
しかしながら、砂質土の不撹乱試料の採取は一般的にはあまり行われていないため、上式を利用するにあたっては図3.4.9に示す砂質土における圧力と間隙比の関係を示す図表(図3.4.9)が用いられている。
(以下省略)
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詳細については文献を参照してください。